百年野菜はとても『日保ち』がいいのです。保存の状態にもよりますが、袋に入れたままなら冷蔵庫の野菜室で1週間〜10日はOK(生産現場の実験では1ヵ月間の定低温貯蔵後に変質・腐敗なしという結果も出ています)。ご家庭でのムダばかりでなく、売れ残りによるお店のムダも確実に減るため、在庫管理もラクになりそうですね。
なぜ『日保ち』がいいのでしょう? 理由はいろいろなところにありそうですが、わたしたちは、野菜の組織細胞が緻密だから水分が隅々にまで行き渡り、生育途中のストレスが少ないからではないか、と考えています。保水力が高いから日保ちがするというわけです。
共同研究および写真提供:株式会社ナノプラネット研究所(2008年7月)
チンゲン菜・表面 150倍
百年野菜 | 一般流通品 |
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細胞組織が緻密。一般流通品に比べ、 同じ面積中に4〜5倍の数の細胞が見られる。 |
百年野菜に比べて肌理が粗い。 |
チンゲン菜・裏面 150倍
百年野菜 | 一般流通品 |
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右に比べて葉脈も緻密。 | 葉脈組織の境目がぼけている。 |