わたしたちは「安心の確保できる野菜メーカー」をめざします。
量と安心と品目の確保をめざします。


食の安全が叫ばれるようになって『有機農法』の人気が高まっています。もちろん、農薬漬け・化学肥料漬けの野菜に比べた場合により良い選択であることには違いがないのですが、天候の影響をもろに受ける露地野菜である以上、供給はある程度不安定にならざるを得ません。また、酸性雨の問題はどうするのか、外国産の配合飼料や抗生物質を与えられる家畜が多い現状において畜糞由来の有機肥料が本当に『無農薬』『無抗生物質』と云えるのか、という疑問も残ります。

さらに、健康の基礎ともいえる野菜を供給するのであれば、基礎的な野菜はある程度カバーするのが望ましいと思います。

わたしたちが『野菜メーカー』をめざす理由はこうしたところ、つまり『供給の安定』『安全』『多品目提供』にあるのです。言い換えれば『量と安心と品目の確保』ということになります。

365日、品質が保証できるものを同じ価格で安定的に提供できなければ『産業』として成り立たない。大切な農業生産者もさらに減ってしまう。結果として、流通・飲食・消費者もさらにつらくなる。こうした状況を何とか改善しようとの思いから、当社は野菜づくりを産業にするための‘野菜メーカー’をめざしているのです。